浄水器のタイプ(比較)

浄水器タイプの中では、逆浸透膜タイプの「逆浸透膜浄水器ピュール・オー」が最高峰です。

逆浸透膜浄水器ピュール・オーのろ過性能は、1千万分の1ミリ単位

ろ過タイプ 説 明
逆浸透膜ROタイプ 動植物の細胞膜(水の分子のみ透過させる)に近い人工の半透膜に圧力をかけ、その逆浸透作用によって真水を作る。逆浸透膜浄水器は活性炭を併用使用するので、塩素はもとより、トリハロメタン、細菌、重金属、TOX(有機塩素化合物)など、不純物すべてを除去する。尿やお茶までも真水にしてしまうほどその能力は高い。水分子(0.0001ミクロン)より少し大きい浸透膜孔により雑菌や不純物を除去する。ただし、その優れたフィルター性能からミネラル分までも除去する。また、浄水量に対して3-5倍程度の捨て水が必要となります。
海水から真水を造ったりすることもでき、水中に溶解したほとんどの有害物質を取り除くことができます。 当サイトの浄水方式はこのタイプです。フィルター交換や規定メンテナンスを行っていれば長期間、安定した浄水能力を維持します。
活性炭フィルタータイプ このタイプは、ヤシ殻や石炭などの原料を蒸し焼きにして作った多孔性の炭に、塩素やトリハロメタン、鉛などの重金属を吸着させて取り除きます。非常にすぐれた有機化学物質の吸着材料で表面積が広く吸着力が高く、値段も安いため、昔からよくつかわれています。次亜塩素酸と反応して僅かずつ失われながら、次亜塩素酸の分解触媒として作用します。同時に、活性炭表面の無数の細かい孔が水中のトリハロメタンやジオスミンをはじめとする様々な不純物を吸着して行くため、その寿命は通水した量や時間には必ずしも関係なく、活性炭が不純物を吸着し終った時点となります。また、長期間使用しているとその細かい孔の中で微生物が増殖するため、製造段階で殺菌のための銀などを蒸着または噴霧しておくが、それでも時間が経つと微生物が発生してくることは避けられません。したがって、活性炭の寿命はこれらを総合的に考え合わせてメーカーごとに決められているのが現状です。
マイクロフィルター
(中空糸膜)タイプ
ミクロン単位の穴が無数に空いた繊維フィルターに通水することで、細菌や高分子の不純物が漏れだすのを防ぎます。穴が小さいほどろ過能力が高いのですが、目詰まりを起こしてしまうため、継続的に除去するにはフィルターを度々交換しなければなりません。また、細菌を濾し取ったからといってそのまま消えてなくなってしまうわけではありません。細菌は、そのままカートリッジ内に残ることになります。浄水器というと、活性炭とこの中空糸膜を使った浄水器が一般的ですが、雑菌の繁殖を防ぐために入れられる塩素が、活性炭で取られてしまうためこのタイプの浄水器では細菌の繁殖を食い止めることができないともいわれています。
イオン交換樹脂タイプ 鉄や鉛などの重金属を取り除くには有効ですが、塩素やトリハロメタンはほとんど除去されません。本来、水に溶け込んでいるミネラル、カルシウムやマグネシウムなどの無機ミネラルを除去するためのもので、ヨーロッパのように硬水には有効ですが日本の軟水には向いていません。よって、トリハロメタンやトリクロロエチレンなど有害物質はほとんど除去できません。活性炭で取れない硝酸性窒素などを取り除く選択式イオン交換樹脂もある。

水処理別(ろ過材タイプ別)の効果

除去能力
除去項目(有害物質) 活性炭タイプ 中空糸
タイプ
(マイクロフィルター)
セラミック
タイプ
イオン交換膜
タイプ
逆浸透膜
タイプ
残留塩素・カルキ臭 ×
カビ臭 × × ×
赤サビ、鉄分、鉛 ×
トリハロメタン ◯-△ × × ×
塩分 × × ×
トリクロロエチレン ◯-△ × × ×
細菌 ◯-△ × ×
ミネラル各種 × × ×
ダイオキシン × × × ×

 ほぼ除去可能 ◯ 有効 △ 条件によって除去可能 × 除去されない


浄水器ろ過タイプのトップページへ